最新情報

News & Topics


柔道整復師の施術に係る療養費の改定等について 最新情報

  • 2024.06.03
  • お知らせ

柔整施術の対価として保険料や税金、患者負担を財源として支払われる「療養費」が6月1日から改定されました。初検時にかかる料金は30円増加、電療算定時は3円増加して33円となりました。これに伴い、窓口負担の1~3割にあたる自己負担額も増えます。改定による引き上げは、柔整師の物価高騰対策の原資確保が目的だと思われます。

 

初検料引き上げは1.550円、電療料引き上げは33円、料金改定で変わる療養費

■□初検料引き上げは1.550円■□>>療養費の改定等について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

今回の改定で初検料は原則、従来の料金より30円増の1.550円となります。さらに、施術所にて必要がある場合に電気施術を行った場合、1部位につき33円加算されます。患者様の保険証内容により初診時の窓口での支払額が10円程増える場合があります。

■マイナ保険証の利用を促進

また、マイナンバーカードと一本化した「マイナ保険証」の利用を促進するため、オンライン資格確認に活用できる態勢を整えた施術所様では導入に向けた端末機器の購入に対する補助制度も設けられており、厚生労働省の管轄する施術所向け総合ポータルサイトにより、補助金申請を行う仕組みとなります。

◻️詳しくはこちら>>施術所等向け総合ポータルサイト – 施術所等向け総合ポータルサイト (service-now.com)

現行の健康保険証の廃止期限(12月2日)が半年後に迫る一方、マイナ保険証の利用率は6%台と低迷しております。政府はオンライン資格確認によって施術所から患者に対し、マイナ保険証の利用を促してもらいたい考えがあるようです。

療養費料金改定は原則、2年に一度見直されている。今年度の改定では物価高や賃上げの機運の高まりを背景に療養費検討専門委員会の場で議論が続く予定です。
ワールド保険協会も理事として加盟する全国柔道整復師統合協議会は、すべての柔道整復師の社会的地位向上と現場の先生方が目の前の患者の施術に専念できる環境作りのため、全力で取り組んでまいります。

>>全国柔道整復師統合協議会について | 全整協 公式サイト (zenseikyo.net)

詳しい情報が入り次第にお知らせいたします。

 

開業済みの整骨院様も、開業予定の方も、お気軽にご相談ください